中国トヨタがフルモデルチェンジ版・(2022年)新型リンファン・ハリアーを世界初公開!日本仕様の新型ハリアーと何が異なるのかチェックしていこう
遂に中国版・新型ハリアーが世界初公開!
2021年9月28日のプレスデーより開催の中国・天津オートショー2021にて、中国トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ハリアー(Toyota New Harrier)が世界初公開されました。
今回発表されたモデルは、一汽豊田のリンファン・ハリアー(LingFang Harrier/凌放 Harrier)と呼ばれるモデルで、広汽豊田ブランドの新型ヴェンツァ(Toyota New Venza)との兄弟車種となります。
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早速一汽豊田が公開した新型リンファン・ハリアーの内外装デザインをチェックし、日本仕様の新型ハリアーと何がどう異なるのか比較していきましょう。
エクステリアの大きな変化は無いものの、日本仕様では中々できない組み合わせも
こちらが今回公開された新型リンファン・ハリアーのエクステリアデザイン。
ボディスタイルは日本仕様の新型ハリアーと同じミドルサイズ&クーペライクなSUVで、プラットフォームも前輪駆動(FF)ベースのTNGA-Kを採用しています。
またフロントヘッドライトを見ていくと、日本仕様のエントリーグレードSのような3セクションに分けられた三眼LEDヘッドライトが搭載され、足もとには中間グレードGと同じ18インチアルミホイールを装着しています。
なお中国市場では、日本仕様のようにグレード分けで展開されているわけではなく、どうやらメーカーオプションがほぼ装備されていない状態でのスタートとなり、Bi-Beam LEDヘッドライトや19インチアルミホイール、本革シートなどの細々とした設定が可能のようです。
そのため、日本仕様では設定できない三眼LEDヘッドライト+19インチアルミホイールといった組み合わせも可能ということに。
日本仕様はパッケージング、中国仕様はアラカルト
ちなみにこちらが日本仕様の新型ハリアーのエクステリア。
グレードはガソリンZ Leather Packageになりますが、二眼LEDヘッドライトやL字型のLEDデイタイムランニングライト、19インチアルミホイールはZグレードでは標準装備になりますが、中国市場向けのリンファン・ハリアーも、Zグレード相当の装備に仕上げることも可能になっています。
改めてリンファン・ハリアーに戻りましょう。
フロントエンブレムは鷹(チュウヒ)マークではなくトヨタのCIマークで、背景はブルーカラーであることからハイブリッドモデルであることが確認できますね。
この他フロントグリル周りのメッキガーニッシュやエアインテーク、キーンルックグリルも日本仕様と全く同じ。
こちらはリヤクォータービュー。
メッキ加飾のアウタードアハンドルやサイドウィンドウ周りのモールアクセント、ボディ同色のカラードフェンダー、フロントロアからサイドスカート、そしてリヤロアバンパーの無塗装ブラック樹脂、センター非直結風の一文字テールランプ、リヤLEDウィンカーも日本仕様と同じ。
あとチラッとだけ確認できますが、リヤテールゲートには一汽豊田のネームバッジが貼付されていますね。
ボディサイズは全長のみ中国仕様の方が長め
参考までに、新型リンファン・ハリアーのボディサイズは、全長4,755mm×円福1,855mm×全高1,660mm、ホイールベース2,690mmと、日本仕様の新型ハリアーに比べて全長+15mm延伸しています。
この延伸部分については、フロントスポイラーもしくはリヤロアバンパー部分の張り出しが影響しているとのことですが、パッと見ではほとんど違いがわからないレベル。
こちらが日本仕様の新型ハリアー。
私も過去に新型ハリアーは所有していましたが、マイナーチェンジもしくは新グレード、以前より噂されている直4ターボモデルが追加されたら、再度購入を検討してみようと思います。
新型リンファン・ハリアーのインテリアは?兄弟車のヴェンツァとのデザインの違い、フロントランダーも…気になる続きは以下の次のページにてチェック!